演技が好きだと言う子どもたち

ミュージカルクラスに通う生徒さんに
「なんでミュージカルを始めたの?」
と、聞いてみると。

「歌が好きだったから」
「ダンスも歌もやりたかったから」

という子が多いです。

しばらくレッスンをして、

「歌・ダンス・演技で好きなのは何?」

と聞いてみると
「演技!」と答える子が増えます。

・自分じゃない役になるのが面白い
・セリフを言うのが楽しい
・初めは恥ずかしかったけど、続けてたら好きになった

など

表現する、演じることに楽しさを見出す子は多いのです。

それはきっと
演技をすることで、
自分の中に眠っている感性や想像力、創造性が刺激されワクワクする感覚になるからでしょう。

また、ご存知の通り
演技はコミュニケーションの学びにもなります。

演技は
“相手から言葉や思いを受け取り、相手に伝える技術”
です。


自分(役)の考えや気持ちを知り
何を誰に伝えたいのか。
どうやって伝えるのか。

を実際に演じながら試すことができます。
   
例えば、
お芝居の中で叱られるシーンがあったとします。

演じる時は、
叱られる前の私(役)は何をしていたのか
なぜ叱られているのか
叱られてどんな気持ちになっているのか

台本から想像し、考えます。
すると客観的に見る力が付いてくるのです。


そして大事なこと。
ケンカのシーンでも
演技ですから、本気で相手に怪我をさせる様なことはしてはいけません。

空間に注意し、役の目的を果たす。

これら力を育てると、これからのお子様の将来にとても役立つこと間違いなしです。