発声って?「大きな声を出したい」
「うちの子、声が小さいんです。発声すると大きくなるのでしょうか?
でも、発声が良く分からなくて・・・」
という声をいただきましたので、発声について少し書きたいと思います。
遠くまで届く大きな声を出したい。とあれば、発声のトレーニングはとても大切になります。
赤ちゃんや、力みがなく、全身の筋肉を使って素直に声を出すので、大きな声が出ます。
しかし、成長とともに言葉を覚え、色々な動きを覚え、感受性も豊かになってくると
筋肉の使い方の癖や、瞬間的な力みも生まれてくるようになります。
すると、本来自分が持っている素敵な声が出しにくくなるのです。
声を出す時、息を吐きます。
その息が声帯にあたり、声帯が震えることで音が出ます。
音の高低は、声帯を縮ませたり、伸ばして使うことで、声の音が変わるのです。
では、力を入れすぎたらどうでしょう?
筋肉が硬くなり、動きが止まってしまいます。
そうすると、声は硬く遠くには届きにくくなってしまいます。
息をたくさん吐きすぎたら?
声帯が閉じなくなり、カスカスな声になってしまいます。
発声は、息と筋肉のバランスを取ること。
そして、声を発するのに必要な筋肉をストレッチし、鍛えることなのです。
お子様の成長に合わせ、しっかりトレーニングすることで
無理矢理に出した大きな声ではなく、響のある遠くまで届く声となっていきます。
グループレッスンでも発声練習を行います。
これは、基本的なトレーニングが主になります。
もっとお子様の特徴を活かしたい。
という方は、個人ボーカルレッスンがオススメです。